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治療終了・・・そこから予防の始まりです
2015/11/13
◎不適合補綴物
~お口の中にこんな修復物ありませんか?~
⇐歯と被せ物の間に隙間ができた状態
被せ物や詰め物の間にこういうスキマができてしまうと
そのスキマからむし歯になったり、歯茎が炎症を起こして歯周病が進行したりします。
金属で修復をしている場合、長い年月が経過している事に加えて、
境目の所に清掃が行き届いていなかったりすると
そこから金属の劣化も伴ってスキマができてしまう事がよくあります。
金属に限らず、治療をしている歯は
そうでない歯に比べると
それだけでむし歯になるリスクが高くなります。
歯茎の境目にスキマができると、歯周病のリスクも高くなります。
そうならないために!!!!!
痛くなくても歯医者に行きましょう。
◎治療した所からのむし歯をふせぐには?
☆ポイント☆
・削られた歯と修復物の間に隙間がなく不自然な形態にならないこと
・修復物の素材はプラーク(歯垢)が停滞しにくいものを選択すること
順番として⇒セラミック<メタル(銀歯)<レジン(プラスチック)
・・・と言われています。
自己流のブラッシングや知識では清掃状態なども不十分になることも少なくありません。
また、食生活や生活習慣などもむし歯や歯周病に大きく関係してきます。
むし歯になりやすいなーーと思う方、
治療したのにまた治療・・・を繰り返している方、
一度、歯医者を受診して
歯科医師や衛生士にご相談されてはいかがでしょうか?
むし歯を作らないために
歯周病にかからないために
何度も同じ歯を治療しないために
一緒に考えましょう