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あなたの舌は大丈夫?
2016/09/23
ふっと舌を見た時、舌の縁がギザギザになっていたり、
できものが出来ていたりしてはいませんか?
今回は、舌に生じる異常や疾患について、当院でよく見られる、
「歯痕、口内炎、白斑症」についてお話しします。
1歯痕
2) 原因
食いしばりや歯ぎしり
噛み締めの癖がある、ストレスを感じている、
むくみ(むくみによって舌が大きくなり歯に触れる 時間が長くなる)
舌低位(舌を支える筋肉が衰えてしまい、
通常時に舌が収まる位置が下がってしまった状態で、舌がだらりと広がる)
そのため、舌が歯に押し付けられるため、舌に歯の形が付いてしまいます。
2 口内炎
1)症状
口の中や周辺の粘膜に起こる炎症で、白く丸いものだけではなく 赤いものや
えぐれているもの、広がっているものなど 種類があります。
2) 原因
ストレス、疲労、寝不足、栄養不足、清掃不良
噛み合わせ(咬傷)
合ってない義歯や補綴物(詰め物や被せ物など)
口内炎ができる原因は複雑に絡み合っていることが多いようです。
3 白斑症
1) 症状
表皮や粘膜に白いまだら状の模様が現れる疾患です。
2) 原因
過度なブラッシングによる擦過(さっか)刺激、
合わなくなった不良補綴物や詰め物など
長期的、複合的ななんらかの刺激によって起こるとされています。
まとめ
今回ご紹介したのは、よく見られる口内炎、白斑症です。
舌のできものはその種類もさまざまです。
まずは舌のできものの正体を知ることも重要です。
症状別によって対処法も違いますので、予防、治療法 については、歯科医院にてご相談下さい。
そして、鏡によるセルフチェックも重要です。 毎日のブラッシング時に舌もチェックしてみて下さい!