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酸蝕歯って知ってますか?

2018/12/13



3年前にもブログで酸蝕症のことについてあげていましたが、今回はその中の酸蝕歯について詳しく書いていきたいとおもいます。

酸蝕歯とは、酸性の飲食物などで歯が溶けてしまう症状のことです!

しかもこの酸蝕歯の怖いところは・・・
健康や美容に良いとされるものが原因になるということです。

例えば
ダイエットのため黒酢の原液を朝晩飲む!
お肌にいいビタミンCが豊富なグレープフルーツを1日2玉たべる!

などなど・・・
熱中症対策にスポーツドリンクをよく飲む人も要注意!
『健康や美容への意識が高い人ほどなりやすい傾向がある!』

歯は『酸』に弱いが唾液が酸を洗い流して中和するため通常は大きな問題はおきない。
ところが・・・
強い酸に長時間又は、繰り返して触れていると唾液の中和作用が間に合わなくなる!
『化学反応』で歯の表面のエナメル質が溶け、うすくなったり、軟らかくなったりする。

☆対策☆
・ちびちびのみ、ダラダラ食べNG!
・飲み物はなるべくストローを使うと歯への接触を少なくできる。
・重曹水でのブクブクうがい→弱アルカリの重曹が酸を中和する
ないときは水やお茶で口をすすぐ→中和はできないが酸を洗い流すだけでも予防につながる
・よく噛むことで唾液の量が増え、phの戻りがよくなる

※重曹うがい用液作り方
・水 500ml
・食用重曹 2〜3g
よく混ぜ、口に含み30秒ほどブクブクとよくすすぐ。

食後早い内に行うことで口内が酸性の状態である時間が短くなるので虫歯予防、酸蝕予防に効果的だと思われます!1日3回位を目安に☆

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