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オーラルフレイルを知っていますか?
2019/04/23
フレイル(虚弱)とは心と体の働きが弱くなる軽度の衰弱、
つまり健康と要介護の中間の状態で要介護状態になる前の状態です。
身体(筋力低下)、社会性(閉じこもり)、こころ(うつ、認知機能低下)の三つの要素が影響し合っています。
いきいきと暮らすためには、このフレイルを
予防することが大切です。
オーラルフレイルとは
•滑舌が悪くなる •食べこぼし
•わずかなむせ •噛めない食品の増加など
口腔機能の低下は全身とのかかわりが深いものです
歳をとると全身の筋肉量が少なくなり、口腔にかかわる筋肉も弱まり、
機能低下を招きます。
口腔機能の低下が、栄養不足や体力低下、あるいは認知症や寝たきりなどを招くおそれがあることが、注目されはじめています。
口の機能が低下している状態を「口腔機能低下症」と言います。
口腔機能低下症は、7項目を検査することで診断します。
⓵口腔不潔
口腔内で細菌や微生物が増加している状態です。
⓶口腔乾燥
唾液分泌量の低下により口腔内の乾燥感のある状態です。
⓷咬合力低下
歯で噛む力が低下している状態です。
⓸舌口唇運動機能低下
舌や口唇の運動速度や巧みさが低下している状態です。
⓹低舌圧
舌と上あごや食べ物との間に発生する圧力が低下した状態です。
⓺咀嚼機能低下
食べ物を嚙み砕く機能が低下している状態です。
⓻嚥下機能低下
飲み込む機能が低下している状態です。
この7項目のうち3項目以上該当すれば、「口腔機能低下症」と診断されます。
口腔機能低下症の検査や指導が保険適用になりました。
気になる方は御相談ください。
口の機能は舌や口唇、頬の筋力や巧みさ、そして歯の健康が大切です。
あてはまる項目があれば、早めに、舌体操などリハビリをすれば
口腔機能の状態は改善できます。
いきいきした暮らしにはお口の健康が大切です
1.食べ物をしっかり噛んで飲み込む事ができると、
なんでも美味しく食べることができ、栄養の吸収が促進されます。
2.歯がそろい、舌、唇、頬などの筋肉がバランス良く動くことで、
はっきり発音することができ、会話を楽しめるため、活発に交流することができます。