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フッ素は子供だけではなく、高齢者にも必要ですよ〜

2015/12/29



フッ素は、子供が使うものと思っていらしゃる方が多いでしょう。
なぜなら、
子供の歯は柔らかくむし歯になりやすいため予防が必要だからです。
しかし、最近では高齢者でも自分の歯を維持できている高齢者が
増えてきています。
そうなると、むし歯になるリスクも高くなってきます。
つまり、高齢者にもむし歯予防が必要という事です。
1.高齢者の口腔内の特徴とは?

   1)治療のあと、入れ歯が多い

        高齢者になると、治療による詰め物、被せ物が多くみられ、

       歯の本数も 減り入れ歯を使用している方が多くいらっしゃいます。

 

   2)むし歯、歯周病、粘膜疾患が増える

        歯ぐきが下がることによって歯の根の部分のむし歯→根面う蝕

        歯ぐきがやせ(歯肉退縮)、歯の根の部分の露出が大きくなっていく

        傾向にあり歯の根の部分は歯質が弱いため、むし歯にかかりやすく

        進行も早い

       年齢を重ねるにつれて唾液の量の分泌量は、徐々に低下し

       お口の自浄作用が弱まり、そのため 口腔内の細菌が繁殖しやすい

       状態 になりむし歯、歯周病になりやすい

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3)お口の中が乾燥する

      加齢に伴い、唾液の分泌量は減少、薬の服用が多く

      高齢者の口腔内は、内服薬の副作用により唾液が少なくなり

      お口の中が乾燥していることもあります。

 

 2.高齢者へのフッ素とは?

         一般的には、
                        フッ化物配合歯磨剤
                        フッ化物歯面塗布
                        フッ化物洗口               があります。

高齢者の方には、フッ化物洗口だとうがいすると誤飲する可能性もありますので
フッ化物配合歯磨剤の使用や歯科医院でのフッ化物の塗布(フッ化物歯面塗布)がよいでしょう。

3.まとめ
昔は、お年寄りといえば、『入れ歯をしている』というのが当たり前だったでしょう。
しかし、最近では『8020運動』の取り組みや健康ブームもあり、

自分の歯を多く持つ方が増えてきています。

自分の歯を持つ事でよく噛む事ができ、食欲もわき、健康的に生活できるでしょう。

そのためにも、

フッ素を効果的に使用して1本でも多く自分の歯を維持していきましょう!

 

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