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セラミックスと有田焼の関係

2014/05/04



山下です。

ゴールデンウィークも終盤へと差し掛かってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?私は今年も有田陶器市に行ってきました

歯科治療においてもセラミックスは古くから使われており(健康保険の適応外ではあります)、その美しさや耐久性などは現在においてもそれに勝る素材はありません。
実は、 その歯科領域で使用されるセラミックスと有田焼には深い関係があるんです。

セラミックスは、1963年にアメリカにおいて本格的に臨床の現場で使われ始めるのですが、その研究の中心に桑田正博先生という日本人の歯科技工士がいました。
皆さんもご存知のとおり、たとえ一本の歯でも、歯ぐきにちかいところと先端の方では色調が異なります。

この色調をセラミックスで忠実に再現できるよう何度も有田の職人さんを訪ね、指導してもらったと桑田先生が以前私にお話ししてくださいました。
今のセラミック治療があるのは有田焼のおかげとも言えるかもですね

一緒に写っていただいたのは、宮内庁御用達である辻青磁社の辻浩喜さんです。
第111 回九州山口陶磁器展で文部科学大臣賞を受賞されたすごい方です今日はお忙しいにも関わらず、素晴らしい作品を見せて頂きありがとうございました。

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