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胎児期から始める食育!?好き嫌いの少ない子供に育ってほしい!
2016/03/10
胎児は母親の胎内で「味」を感じている!?
味を感じる「味蕾」と呼ばれる器官は、妊娠8週目くらいに現れはじめ12週目くらいから機能し始めます。
そして妊娠14週目頃には大人と同じ構造に完成します!
味蕾の形成のピークは妊娠5ヶ月〜生後3ヶ月で、数としては成人よりも3割多く、1万を数えます。
つ・ま・り!!
この時期は大人よりも“味”に敏感です。
“お母さんが食べた食事の味は胎盤を通じて赤ちゃんの味蕾に届きます”
最近の研究では、小さい頃から色々な食べ物の経験(食経験)が豊富な子供ほど
色々な食べ物をよく食べる事がわかっています。それに胎児の頃からの食経験が関係していることが
研究からも明らかになりました!
胎児の味蕾はお口の中だけではない!?
胎児の味蕾は、顔の表面から胸あたりまでと広い範囲に分布しています。
これによって、胎児は羊水を飲む前に顔表面にある味蕾で味わって適切な行動をとることができるのです!
そして、羊水の味はお母さんが食べたものの影響を受けて日々変化します。
例えば、塩分を摂り過ぎるとしょっぱくなってしまったり、
タバコを吸うと苦い羊水になってしまったりします。
母親が妊娠中に、嫌いなものを一切食べないような食生活をしていると
胎児はその味を知らないまま(味覚が発達しないまま)生まれてきてしまいます。
“こうした羊水を通した体験が離乳期に初めて口にする固形食への好き嫌いを決定づけます”