歯の豆知識コラム一覧へ
くちびる力を鍛えて健康美人になりましょう‼️
2016/04/28
『お口ポカン』 は赤ちゃん時代に原因が…
「お口ポカン」せっかくの美人もだらしなく口を開けていては、百年の恋も冷めてしまいます。
じつは、この「お口ポカン」も、くちびる力と大きく関係しています。つまり表情筋の力が弱いために
しっかりとくちびるを閉じることができないのです。
これを解消するにはくちびる力をアップするしかありません。表情筋が弱いままで無理に
口をつぐもうとしてもうまくいきません。
かえって精神的にイライラして体のバランスを崩す恐れもあります。これは子供に対しても同じこと。
「お口ポカン」はしつけの問題だと誤解して叱って治そうとする大人がいますが、これは禁物です。
あくまでも表情筋の筋力の問題なのですから叱るだけでは治らないのです。
なぜ、若いうちから「お口ポカン」になってしまうのでしょうか?
実はその大きな原因として赤ちゃん時代にくちびる力が鍛えられなかった事が考えてられます。
それを左右するのは赤ちゃんの時期にしっかりと母乳を飲んでいるかどうか。
お母さんの乳首を必死に吸うことによって、赤ちゃんはくちびる力が鍛えられるからです。
さらにいえば、赤ちゃん時代に表情筋が強くなることで天然の小顔になる可能性が高くなります。
こうして育った子どもは順調にいけば成長とともにくちびる力はアップ☝
女性なら65歳、男性なら55歳くらいまではそれほど低下しません。
やはり、母親の力は大きいものです。それに対して哺乳ビンで育った子どもは、
どうしても母乳で育った子どもにくらべて、くちびる力は弱くなる傾向にあります。
へたをすると10代や20代の若い人でも、くちびる力は老人なみ。
しかし母乳が出ないお母さんも悲観することはありません。
今は赤ちゃんのくちびる力を高めるような乳首も開発されていますので、
そういった器具も試してみてください。
表情筋のトレーニング法の道具
では、成長してからくちびる力を鍛えるには…
「パタカラ」と、「とじろうくん」
基本的な使い方は、くちびるの間にはめこんで、3分間口をつぐむというだけ。
1日3回、4回でOK❗️
実際に、3分間やってみると、器具の反発力に逆らって口をつぐむのは、かなりの力がいることがわかります。
くちびる力の弱っている人にとっては、はじめのうち「表情筋がつるような気分」になるかもしれません。
それでも何日かつづけていくうちに、だんだんと慣れてくると思います。
パタカラはただ口をつぐむだけでなく、器具についたロープを使って、
くちびるを上下左右斜めの方向に自由に引っ張る動きができます。
これによって口輪筋だけでなく、それにつながる頬筋、さらには周囲の表情筋や首の筋肉にも、
ストレッチの効果を与えられるのです。
パタカラ とじろうくん