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インプラントを行う前に!

2016/05/06



インプラント治療する前にお聞きします。
タバコは吸われていますか?
タバコを吸われている方、家族や周りにタバコを吸われている方がいらしゃったら、
ぜひ教えてあげて下さい。

⒈インプラントと喫煙の関係とは

喫煙は様々な悪影響を全身に及ぼしますが、インプラントも例外ではありません。
喫煙は、インプラントの手術後の歯肉の治りを、遅くしたり、

インプラントと骨がくっつくのを妨げます。
また、インプラントを支える歯肉の抵抗力を弱らせ、インプラントが抜けおちる原因にもなります。
インプラント治療が、うまくいかない原因のかなりの部分を喫煙が占めます。

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⒉喫煙によってインプラント治療が失敗⁉️

インプラント治療が失敗する原因として、タバコが大きく関係していることは、

データによって明らかになっています。タバコを吸う人のインプラント治療における

失敗数が、吸わない人と比べて3.7倍も高まるという結果や、失敗率が10%も上がる

という報告もあります。
喫煙はインプラントにとって非常に問題があります。
特に手術直前後1週間程度(できるかぎり術後8週間程度)は傷口の治癒に悪影響を

及ぼしますので禁煙が必要です。

◎ 感染のリスクが高くなる
タバコに含まれているニコチンは、歯肉の血流を悪くします。
歯肉に酸素や栄養が行き渡らず、細菌に対する抵抗力が弱まります。
白血球の機能を低下させるため、細菌に対する歯肉の防御機能が低下してしまいます。

インプラントと骨がしっかり結合しない
タバコによって発生する一酸化炭素によって、インプラントを支える骨や歯肉に

酸素や栄養が行き渡らず、骨や歯肉が弱ってインプラントが脱落する

おそれがあります。

歯周病やインプラント周囲炎になりやすい
血流が悪くなると唾液が減少します。自浄作用のある唾液が少なくなると、

細菌が増えて歯周病やインプラント周囲炎になりやすくなります。
※ インプラント周囲炎については、また詳しくお伝えします。

⒊まとめ(禁煙をめざして)

治療が完了したインプラントの寿命は、タバコを吸うことで日々短くなっています。

インプラントを長持ちさせたかったり、これからインプラント治療を受けたい方は、

タバコを止めるのをお勧めします。インプラント治療を成功させるためにも、

インプラントを長持ちさせる為にも、また、残っている歯や歯周組織を健康にする為

にも禁煙は必要になります。できれば生涯にわたっての禁煙、最低でも治療中は、

禁煙することが大切です。

自分の意思で禁煙が成功された方も数多くおられますが、
難しい方はぜひ、歯科医師や歯科衛生士に気軽にご相談してみて下さい!image

 

 

 

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