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口腔乾燥症がもたらす影響 〜口腔カンジダ症〜
2016/08/12
お口の中が乾燥していませんか?
お口の中がピリピリ痛い! と感じた事はありませんか?
こういう症状がある方は、口腔カンジダ症かもしれません。
1 口腔カンジダ症とは?
カンジダ菌(カビの一種)によって、口の中に引きおこされる感染症です。
口腔ケアが足りない場合や抵抗力が落ちているとき、
そして、唾液が少なくなると発症しやすい傾向にあります。
唾液には、細菌を洗い流したり、粘膜を保護する役割があります。
唾液が少なくなると、粘膜の抵抗力が下がったり、粘膜が傷つきやすくなり、
傷口からカンジダ菌が入り込むことでカンジダ症になります。
2 口腔カンジダ症の症状とは?
口の中がピリピリ痛む。食べ物を口にした時に痛む。(接触痛)
舌が痛い。(舌痛症) 食べ物の味を感じにくい。(味覚障害)
口臭、口の中が苦い、しょっぱいなどの症状があります。
3 治療法
抗真菌薬である、うがい薬、塗り薬、内服薬を使用する事で一般にはよく効きますが
それぞれの薬の使用方法をよく守る事が大切です。
また日頃から舌を主体とした口腔粘膜の清掃を心がけ、義歯の正しい清掃や管理必要です。
口腔乾燥がある場合には、唾液分泌や口腔の保湿を促す口腔ケアが重要です。
※詳しくは、「歯科医院での使用する保湿剤 口腔ケア」のブログを参照して下さい。