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噛ミング30を知っていますか
2018/07/02
歯科保健では「8020運動」とともに「噛ミング30」を目指しています。
小児期(乳幼児期・学童期)
食べ方を育てるステージ→歯・口の機能の発達に応じた食べ方を習得しましょう!
成人期
食べ方で健康を維持するステージ→食べ方で生活習慣病を予防しましょう!
高齢期
食べ方で活力を維持するステージ→口の機能を維持し、誤嚥・窒息防止など安全性に配慮しましょう!
こんな食べ方をしていませんか?
*テレビや新聞、携帯やスマホなどを「見ながら食べ」
*食事には水やお茶など、飲み物が欠かせない「流し込み食べ」
*口を閉じずに物を噛む「クチャクチャ食べ」
*一口量より多く口に入れる「詰め込み食べ」
*先の食べ物が口の中にあるのに、次の食べ物を口に入れる「交差渋滞食べ」
*食材や硬さが単一なメニューで、一食を済ませる「マンネリ食べ」
*「いただきます」から「ごちそうさま」まで箸を置かない「一気食べ」
「噛ミング30」の実践に欠かせないことは!!
「規則正しい生活習慣」・・・おなかがすいた状態で食事を迎えましょう
「体に合ったテーブル・椅子などの設備やスプーン・箸などの食具」・・・正しい姿勢で食事をしましょう
「健康な歯と口(調整された入れ歯)」・・・よく噛んで食べるためには欠かせません
そして味わいを共感し、会話を楽しめる家族や仲間がいることは、食事をゆっくり楽し み、よく噛んで食べることにもつながります。
よく噛むと、こんないいことが!
脳の働きが活性化され、反射神経や記憶力、集中力、判断力が向上する
顔の表情筋が鍛えられ表情がイキイキする
口の周りの筋肉が刺激され言葉の発音が明瞭になる
満腹中枢が刺激され、早めに満腹感が得られるため「食べ過ぎ」を防ぐ
誤嚥・窒息事故を防ぐ
「唾液の分泌量が増加して」
•口の粘膜が潤う
•飲み込みやすくなる
•消化しやすくなる
•免疫力が高まる
•味覚が良くなる
•口臭予防
•むし歯の予防